宅配便の取扱個数が2018年度年間43億個を突破【国交省調べ】

宅配便の取扱個数が2018年度年間43億個を突破【国交省調べ】

国土交通省は10月1日、2018年度の宅配便取扱個数が43億701万個だったと発表しました。


参考
平成30年度 宅配便取扱実績について国土交通省

宅配便取扱個数

宅配便取扱個数は、43億701万個で、前年度と比較して5568万個・約1.3%の増加となった。

メール便取扱冊数

メール便取扱冊数は、50億2112万冊で、前年度と比較して25,487万冊・約4.8%の減少となった。

要因はネット通販市場の拡大

こうした宅配便取扱個数急増の要因の1つに、ネット通販市場の拡大が挙げられます。

スマートフォンの普及により、場所や時間を問わず商品の注文が可能になったこと、またネット通販で扱われる商品の裾野が急速に広がったこと等により、ネット通販の市場規模は年々拡大しています。

個人でも気軽にサイトに出品

市場規模が伸びている背景として挙げられる1つは、企業だけでなく個人でも気軽にサイトに出店し商品を出品できることです。

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百貨店上回るネット通販

全国の百貨店の売上高を上回るまでに、ネット通販は成長しているのです。

EC業界は、まだまだ伸びている業界ということなのです。

私達ネットショップ運営者にとっては、うれしいことですが・・・。

宅配業界の人手不足が深刻化

一方、宅配便取扱個数の急増に伴い、宅配業界では人手不足が問題となっています。

宅配の需要が高まっているにも関わらず、ドライバーの数は増えていません。

ドライバーの数が伸び悩む一要因として、過酷な労働に加えて待遇が良くないことが挙げられています。

配達時間指定を始めとしたサービス拡大が、長時間労働に結び付いている可能性もあるようです。

他の業種と比較して、宅配業界の人手不足は深刻な状況にあります。

宅配業界の人手不足は、私達ネットショップ運営者にも無関係なことではなさそうです。