2月中旬、「事業復活支援金」の申請をインターネットから行ったのですが、5日後に事務局より、不備があるため申請内容の修正が必要であるとメール連絡がありました。
不備内容は、「請求書・領収書」の提出についてです。
ネットショップ運営では、代わりに証憑書類になるものがあるため、請求書や領収書の発行を行っておりません。
マイページの不備内容の説明が大まかなため、どのように修正すればいいのかわからず、修正に時間がかかりました。
やっとのことで先日無事入金されましたが、申請から約1か月もかかってしまいました。
このように提出書類に追加対応や不備があった場合は、時間がかかる恐れがあります。
これから申請をされる方が、スムーズに申請が進むように、流れをまとめておきたいと思います。
支援金の不正受給は犯罪です。
目次
「事業復活支援金」の申請から入金まで
オンライン申請から入金までの流れ
- STEP.12/21 オンライン申請オンライン申請
- STEP.22/26 不備メール5日後に事務局より不備があるため申請内容の修正が必要であるとメール連絡
- STEP.32/27 事務局に電話不備内容の詳細がわからないため事務局に電話。しかし事務局でオペレーターが回答できる内容でないため、後日折り返し電話連絡がもらえるとのこと
- STEP.43/10 再申請事務局より折り返し電話がないため、わかる範囲で修正して再申請
- STEP.53/10 不備メール再申請から約1時間後に不備があるため申請内容の修正が必要であるとメール連絡
- STEP.63/10 再申請さらに再申請すると、マイページの申請ステータスが「内容確認中」に変更
- STEP.73/14 お振込み手続き中ステータスが「お振込み手続き中」に変更
- STEP.83/17 入金銀行のATMにて入金確認
メール連絡があった不備内容とは?
提出書類の追加対応が必要
不備があるため申請内容の修正が必要とメール連絡があったので、マイページにログインしました。
マイページに記載されている不備内容は、下記の「請求書・領収書」の提出についてです。
ネットショップ運営での請求書・領収書
請求書・領収書等を全く用いていない
ネットショップ運営では、下記のように代わりに使える書類があるため、通常は請求書や領収書の発行を行っておりません。
私のショップでは、お客様から希望された場合のみ発行を行っています。

お客様から希望された場合のみ発行をしているため、ここで提出するべき請求書・領収書がありません。
請求書・領収書等を用いていない場合の代替方法
請求書・領収書等を用いていない場合、サイト内に下記のような代替方法が記載されていたため、フォーマットをダウンロードして理由書を提出していました。
不安ながら提出しましたが、案の定この箇所で引っかかってしまったのです。
具体的な修正箇所がわからず申請が難しい
事務局に電話で問い合わせる
そこで、事務局へ不備内容について、電話で問い合わせることにしました。
事務局のオペレーターによると、最近ではネットショップ運営が増えていて、このようなネットショップでの請求書・領収書について多くの問い合わせがあるようです。
この件は事務局でオペレーターが回答できる内容でないため、後日折り返し電話連絡がもらえるとのことになりました。
事務局からの回答がない
しかし、10日以上経っても事務局からの回答がありませんでした。
3月に入ってさらに申請者も増えてきてるためでしょうか。申請がスムーズにいきません。
持続化給付金で不正受給が相次いだため、事業復活支援金は受給のハードルが高くなっているようです。
このように、具体的な修正箇所がわからず申請がとても難しくなっております。
ネットショップの申請が複雑な理由
ネットショップの「売掛金」処理
いくら待っても回答が得られないため、私はわかる範囲で修正を進めていくことにしました。
まずは、不備があった箇所のホームページの記載内容を再度よく読むことにしました。
記載内容をよく読んでみると、提出内容に足りない点があることが判明しました。
不備ではないかと思いあたる点は、マーカーで印を付けていないこと、金額が一致していないことなどです。
私が行った修正の追加対応
売上と入金金額が一致していない
特にネットショップ、ネット販売は、申請が難しくなります。
その理由は、ネットショップ、ネット販売は、売掛金が発生するからです。
1つの売上に対して、1つの入金になるようなビジネスではないからです。
実店舗を持たないネットショップの場合、注文と同時にお金をもらうことはできません。このため、お金がもらえるまでの間は入金前、つまり「売掛金」として処理をします。
売上に対して入金金額が一致する説明が必要
私は11月が対象月としましたが、1つの商品ごとの売掛金が売上台帳に記載され、その入金は翌年の1月に、12月や1月分の売上と合算されて入金しています。
基準月の売上に対して、通帳の入金額が一致していないため、入金明細と商品ごとに納品書を付け、詳細な説明を記載することにしました。
2度の修正を経て、無事マイページの申請ステータスが「お振込み手続き中」に変更されました。
「事業復活支援金」が早く振り込まれるために
ポイントはわかる範囲で修正を進めること
もしも事務局から電話での回答を待っている方がおられる場合は、とにかくわかる範囲で修正してみることです。
修正のオンライン回答はスムーズ
私の場合、いくら待っても電話回答がなかったのですが、マイページによる修正内容への回答は約1時間ほどでもらえましたので、とにかくわかる範囲で修正してみることです。
一度の修正で修正内容を理解できなかったのですが、2度目の修正内容では、申請要領の具体的なページを記載してもらうことで、修正内容を理解することができました。
提出書類に不備や追加対応がないように
とにかく申請要領をよく読んで申請することです。
間違いなく正しく申請書類が提出されていれば、スムーズに入金されるということがわかりました。
