2月中旬、「事業復活支援金」の申請をインターネットから行ったのですが、5日後に事務局より、不備があるため申請内容の修正が必要であるとメール連絡がありました。
不備内容は、「請求書・領収書」の提出についてです。
ネットショップ運営では、代わりに証憑書類になるものがあるため、請求書や領収書の発行を行っておりません。
マイページの不備内容の説明が大まかなため、どのように修正すればいいのかわからず、修正に時間がかかりました。
やっとのことで先日無事入金されましたが、申請から約1か月もかかってしまいました。
このように提出書類に追加対応や不備があった場合は、時間がかかる恐れがあります。
これから申請をされる方が、スムーズに申請が進むように、流れをまとめておきたいと思います。
2022年1月31日(月)~5月31日(火)
この記事は、給付要件を満たした方がスムーズに進むようにまとめたものです。
支援金の不正受給は犯罪です。
「事業復活支援金」の申請から入金まで
オンライン申請から入金までの流れ
メール連絡があった不備内容とは?
提出書類の追加対応が必要
不備があるため申請内容の修正が必要とメール連絡があったので、マイページにログインしました。
マイページに記載されている不備内容は、下記の「請求書・領収書」の提出についてです。
8.基準月の売上に係る1取引分の請求書・領収書等
ネットショップ運営での請求書・領収書
請求書・領収書等を全く用いていない
ネットショップ運営では、下記のように代わりに使える書類があるため、通常は請求書や領収書の発行を行っておりません。
私のショップでは、お客様から希望された場合のみ発行を行っています。
お客様から希望された場合のみ発行をしているため、ここで提出するべき請求書・領収書がありません。
請求書・領収書等を用いていない場合の代替方法
請求書・領収書等を用いていない場合、サイト内に下記のような代替方法が記載されていたため、フォーマットをダウンロードして理由書を提出していました。
現金取引等で、事業において請求書・領収書等を全く用いていない場合など、合理的な理由により提出ができない場合に限り、理由書を提出することで代替することができます。
不安ながら提出しましたが、案の定この箇所で引っかかってしまったのです。
具体的な修正箇所がわからず申請が難しい
事務局に電話で問い合わせる
そこで、事務局へ不備内容について、電話で問い合わせることにしました。
事務局のオペレーターによると、最近ではネットショップ運営が増えていて、このようなネットショップでの請求書・領収書について多くの問い合わせがあるようです。
この件は事務局でオペレーターが回答できる内容でないため、後日折り返し電話連絡がもらえるとのことになりました。
事務局からの回答がない
しかし、10日以上経っても事務局からの回答がありませんでした。
3月に入ってさらに申請者も増えてきてるためでしょうか。申請がスムーズにいきません。
持続化給付金で不正受給が相次いだため、事業復活支援金は受給のハードルが高くなっているようです。
このように、具体的な修正箇所がわからず申請がとても難しくなっております。
ネットショップの申請が複雑な理由
ネットショップの「売掛金」処理
いくら待っても回答が得られないため、私はわかる範囲で修正を進めていくことにしました。
まずは、不備があった箇所のホームページの記載内容を再度よく読むことにしました。
記載内容をよく読んでみると、提出内容に足りない点があることが判明しました。
不備ではないかと思いあたる点は、マーカーで印を付けていないこと、金額が一致していないことなどです。
取引日を明記するとともに、6の基準月の売上台帳等、7の基準月の売上に係る通帳等においてマーカー等で印を付けた箇所と金額が一致する箇所に、同様にマーカー等で印を付ける等の対応を行ってください。
私が行った修正の追加対応
売上と入金金額が一致していない
特にネットショップ、ネット販売は、申請が難しくなります。
その理由は、ネットショップ、ネット販売は、売掛金が発生するからです。
1つの売上に対して、1つの入金になるようなビジネスではないからです。
実店舗を持たないネットショップの場合、注文と同時にお金をもらうことはできません。このため、お金がもらえるまでの間は入金前、つまり「売掛金」として処理をします。
売上に対して入金金額が一致する説明が必要
私は11月が対象月としましたが、1つの商品ごとの売掛金が売上台帳に記載され、その入金は翌年の1月に、12月や1月分の売上と合算されて入金しています。
基準月の売上に対して、通帳の入金額が一致していないため、入金明細と商品ごとに納品書を付け、詳細な説明を記載することにしました。
2度の修正を経て、無事マイページの申請ステータスが「お振込み手続き中」に変更されました。
「事業復活支援金」が早く振り込まれるために
ポイントはわかる範囲で修正を進めること
もしも事務局から電話での回答を待っている方がおられる場合は、とにかくわかる範囲で修正してみることです。
修正のオンライン回答はスムーズ
私の場合、いくら待っても電話回答がなかったのですが、マイページによる修正内容への回答は約1時間ほどでもらえましたので、とにかくわかる範囲で修正してみることです。
一度の修正で修正内容を理解できなかったのですが、2度目の修正内容では、申請要領の具体的なページを記載してもらうことで、修正内容を理解することができました。
提出書類に不備や追加対応がないように
とにかく申請要領をよく読んで申請することです。
間違いなく正しく申請書類が提出されていれば、スムーズに入金されるということがわかりました。