有料・無料のショッピングカートがある中、お小遣い稼ぎや趣味の延長として考えている方、副業としてネットショップを運営したい方におすすめなのが、無料ショッピングカートです。
無料でありながら、高機能なショッピングカートが登場しています。
無料ショッピングカート主要5社をわかりやすくポイントを表記して比較します。
今回比較するこの5社は、どこも初期費用、月額費用が無料で、商品登録数が無制限のショッピングカートです。
ですので、比較するポイントとなる箇所は、下記が重要になるかと思います。
- SNSと連携できるのか
- ロゴ表示が非表示なのか
- 独自ドメインは使えるのか
- デザインを重視するのか
- フリーページは必要か
無料ショッピングカートおすすめ5選を徹底的に比較していきたいと思います。
無料ショッピングカート比較ポイント一覧
無料プラン費用の比較
ショッピングカート | 初期費用 | 月額費用 | 決済手数料 | その他手数料 |
---|---|---|---|---|
BASE![]() |
0円 | 0円 | 3.6% + 40円 | サービス利用料3% |
STORES![]() |
0円 | 0円 | 5% | なし |
shop by (ショップバイ)![]() |
0円 | 0円 | 3.6% ※2 |
サービス利用料2.4% |
イージーマイショップ![]() |
0円 | 0円 | 5.0% + 40円 | なし |
FC2ショッピングカート | 0円 | 0円 | 4%~ ※1 |
なし |
※1 FC2ショッピングカートに対応する決済代行会社と契約する必要あり
※2 決済手段によりトランザクション費用(30円/件)が発生します。
トランザクション費用とは、ショップと決済代行会社との間で行われる
データの送受信に対して発生する費用のこと。クレジットカード決済、ID決済、キャリア決済が対象。
基本機能の比較
ショッピングカート | テンプレート | HTML編集 | フリーページ | 独自ドメイン |
---|---|---|---|---|
BASE![]() |
無料・有料多数 | 〇 | × | 〇 |
STORES![]() |
無料48種 | 〇 | × | × |
イージーマイショップ![]() |
無料1種類× 組み合わせ |
〇 | 〇 | 〇 |
shop by (ショップバイ)![]() |
無料・有料多数 | × | 〇 | 〇 |
FC2ショッピングカート | PC版のみ | △ (PC版のみ) |
〇 | × |
BASE (ベイス)
ドロップシッピングや無在庫販売が始められる
ベイス(BASE)は、ネットショップを無料で簡単に開設できるネットショップ作成サービスです。
ベイス(BASE)の魅力は、簡単にドロップシッピングや無在庫販売が始められることです。
「BASE Apps」という拡張機能を利用して、中国輸入やオリジナルグッズを作成・販売することも可能です。
仕入れる商品がまだ決まっていない方や、物販のリスクが不安で踏み出せない方は、在庫を持たなくてもネットショップを運営できる「ドロップシッピング」や「無在庫販売」をベイスで始めてみるという方法があります。
BASEの商品をInstagramで連携可能
BASEでは、「Instagram販売 App」を利用することで設定が可能になり、Instagramで商品を販売することができます。
「Instagram販売 App」は無料で利用することができます。
商品の魅力発信とネット販売を同時にできるInstagramを活用してみましょう。
BASEのメリット
- 簡単にドロップシッピングや無在庫販売が始められる
- BASE Appsを使ってBASEの商品をInstagramで連携可能
- 独自ドメインが使える
- HTML編集で自由自在にカスタマイズ可能
- 最短30秒で誰でも簡単に始められる
ネットショップ運営には、できれば独自ドメインの利用がおすすめです。
無料ショッピングカートの場合、独自ドメインが不可のことがあるのですが、ベイス(BASE)は無料で独自ドメインが設定できます。
BASEのデメリット
- BASEロゴを非表示にするには月額500円がかかる
- BASEにはフリーページを作成する機能がない
- 決済手数料の他に別途サービス利用料3%がかかる
ベイスは通常BASEロゴが表示されます。BASEロゴを非表示にするためには、月額500円がかかります。
また、3.6%+40円と決済手数料が他のカートに比べて少し安いものの、1回の注文の総合計(送料含む)に対し、別途サービス利用料3%がかかります。
決済手数料を5社で比較してみると、6.6%+40円とベイスは少し高めになるようです。

STORES(ストアーズ)
無料で使える48種類のテンプレートが魅力
STORESの魅力は、デザインがはじめての方でも安心な48種類の美しいテンプレートが無料で使えること。
HTML・CSSの知識がなくても、だれでも直感的にショップデザインをカスタマイズすることができるので、自分だけのオリジナルデザインが表現できるのです。
無料でおしゃれなデザインを使いたい方は、STORES.jpがおすすめです。
STORES(ストアーズ)のメリット
- 美しいテンプレート48種がすべて無料
- 保管・梱包・発送業務の代行サービスがある
STORES(ストアーズ)のデメリット
- フリープランではSTORESロゴを非表示にできない
- STORES.jpはフリーページが作成できない
- フリープランでは独自ドメインが使えない

easy my shop(イージーマイショップ)
豊富な機能を求める方におすすめ!
豊富な機能を求める方は、フリーページが作成でき、独自ドメインが使える、高機能で高いコストパフォーマンスを誇るイージーマイショップがおすすめです。
デザインテンプレートのバリエーションが少ないですが、HTMLやCSSもカスタマイズできるから、完全オリジナルのネットショップも作成できます。
無料でロゴ表示のないショッピングカートを使いたい方は、イージーマイショップがおすすめです。
イージーマイショップのメリット
- フリーページが作成できる
- 独自ドメインが使える
- セット販売、オーダーメイド商品に強い
イージーマイショップのデメリット
- デザインテンプレートのバリエーションが少ない

shop by (ショップバイ)
簡単に無料でネットショップが始められる
shop by (ショップバイ)は、2020年9月にリリースされたばかりの簡単に無料でネットショップが始められるサービスです。
初期費用、月額料金ともに無料なので、注文が発生するまでは課金されないのでコストを抑えられます。
豊富なデザインテンプレートでオリジナルECサイト開設。
shop by (ショップバイ)のメリット
- 申し込みは3つの入力のみで超簡単
申し込みは、メールアドレス、パスワード、ショップURLの3つを入れるだけ。
デザインの変更も、ザインテンプレートを使えばHTMLやCSSなどの難しい技術や知識を必要とせずドラッグ&ドロップだけで簡単に自分のネットショップが作れます。
申し込みからショップ制作まで、手軽に無料でネットショップが作れる点がshop byのメリットです。
shop by (ショップバイ)のデメリット
- リリースされたのは2020年9月と歴史が浅い
- インスタグラム連携は現時点ではできない(予定告知のみ)
FC2ショッピングカート
無料でロゴ表示のないショッピングカートを使いたいなら
無料でロゴ表示のないショッピングカートを使いたい方は、FC2ショッピングカートがおすすめです。
FC2ショッピングカートのメリット
- フリーページが作成できる
FC2ショッピングカートのデメリット
- 無料プランでは独自ドメインが使えない
- HTML・CSS編集できるのはPC版のみ

まとめ
ネットショップを始めてみたいけど足踏みしている方、無料プランから始めてみたいと思っている方は、無料プランで実際使ってみて比較するのことが一番です。
何と言っても無料ですから、まずは気軽に使ってみましょう。
無料なので複数のショッピングカートを使ってみるのもいいですね!